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知的障害とは?特徴や千葉で受けられる福祉サービスについて

この記事では、知的障害の特徴や種類について解説します。

 

また、知的障害とよく似た障害として挙げられる、発達障害との違いについても解説します。

知的障害の疑いがあるお子さまは、適切な時期に適切な支援を受ける必要があります。

お子さまの知的障害に必要なサービスを知って、お子さまにとって最適な教育環境を整えてあげましょう。

 

千葉の発達支援施設BRIDGE

 

知的障害とは

知的障害とは、知的機能の障害によって日常生活で困難を抱えている状態をいいます。

知的機能の障害は発達期までに生じることが多く、知的能力と社会生活への適応機能が遅れたり、論理的思考や問題解決などの必要な能力に問題がみられたりします。

 

文部科学省が定義している「知的障害」は、以下の通りです。

「認知や言語などにかかわる知的機能」の発達に遅れが認められ、

「他人との意思の交換、日常生活や社会生活、安全、仕事、余暇利用などについての適応能力」も不十分であり、

特別な支援や配慮が必要な状態

 

知的障害という用語は複数の法律で用いられ、文部科学省のほかに厚生労働省や医学分野でもそれぞれの定義を持ちます。

そのため、具体的に何をもって知的障害とするのか、法的な規定はないというのが実情なのです。

 

知的障害の種類

知的障害の種類は、大きく分けて「軽度」「中度」「重度」「最重度」に分けられます。

それぞれの特徴は以下の通りです。

 

知的障害の種類 IQの目安 特徴
軽度 51~70 会話が未熟である
身辺自立が遅れている
中度 36~50 授業に遅れている
コミュニケーションに問題がある
重度 21~35 言語や運動面の発達に著しい遅れがみられる
重い身体障害やてんかん発作がみられる
最重度 ~20 会話によるコミュニケーションは難しい
食事・身支度・入浴など多くの場面で支援が必要である

 

一人ひとりの成長や特性、症状の個人差がありますので、上記の限りではありません。

知的障害の種類によって、受けられる支援の種類も変わってきますので、自己判断をせず専門機関で診断することをおすすめします。

 

知的障害の原因

知的障害の原因として考えられるのは、以下の4つです。

 

・生理的要因
・先天的要因
・後天的要因
・遺伝的要因

 

それぞれの特徴をまとめてみましょう。

 

知的障害の原因 特徴
生理的要因
  • 子どもに基礎疾患なし
  • 突発的要因とも呼ばれる
先天的要因
  • 出生前に知的障害の原因が生じた
  • 出産前後の感染症や中毒、染色体異常(ダウン症)などを含む
  • 先天的な代謝異常が原因になることがある
  • 投薬や食事療法などの治療を行うことがある
後天的要因
  • 出生後の疾患やけが、栄養失調などによって発症する
  • 日本脳炎やポリオ、麻疹、百日咳などが重篤化して知的障害になるケースもある
遺伝的要因
  • 知的障害の原因のごく一部に遺伝的要素が含まれることがある

 

なお、遺伝的要因がみられるのはごく一部であり、親が知的障害の素因を持っていたとしても、それが必ず遺伝するわけではありません。

仮に遺伝しても、必ず発現するとも限らないのです。

 

知的障害の特徴や行動

知的障害を患っている場合、学校生活に支障があったり、知的機能の障害によって社会生活に適応しにくかったりする特徴がみられます。

軽度の知的障害の場合は就学前に気付かれにくく、身辺自立も問題ないことが多いとされています。

小学校に入学してから授業の遅れや論理的思考、金銭感覚などが身につかないことで、知的障害が発覚することもあるのです。

知的障害のお子さまによく見られる特徴や行動としては、以下のようなものがあります。

 

・年齢相応の学習技能の習得が難しい
・抽象的な指示が理解できず実行に移せない
・短期記憶が苦手で優先順位をつけることが難しい
・問題解決能力が低く固定の方法でしか対応できない
・会話相手の意図を正確に読み取れない
・感情や行動をコントロールするのが難しい
・身辺の自立に時間がかかる

 

しかし、上記の特徴や行動においては「発達障害」のそれと重複した特性があります。

そのため、上記の特徴に該当するからといって、必ずしも「知的障害」とはいえないのが実情です。

※知的障害と発達障害の違いについては後述します

 

知的障害の診断基準

知的障害だと診断されるには、医学的視点・福祉的視点の2通りの見方があります。

それぞれの視点から見た知的障害に共通している診断基準は、以下の通りです。

 

・読み書きや計算など学校での学習や、知的面での能力が低い
・社会生活、日常生活において年齢相応に行動できる能力が低い
・発達期(18歳)までに発症している

 

それでは、医学的視点と福祉的視点でどのような診断基準を持っているのか、見てみましょう。

 

まず、医学的視点から見る知的障害は、知的機能と適応機能両方の特徴によって診断されます。

知的機能の評価は知能指数(IQ)が用いられてきましたが、現代では「IQが必ずしも社会生活上の困難と結びつかない場合がある」という見解も。

現在では、記憶や言語、読み書き、そしてコミュニケーションなどにおける適応機能が、評価の対象になることが多くあるようです。

医療機関にて問診・診察、また行動観察や発達検査・知能検査などを行うことができますよ。

 

福祉的視点から見る知的障害は、児童相談所または知的障害者厚生施設で判定されます。

知的障害と判定された場合、療育手帳が交付され、障害福祉サービスを受けられるようになります。

未就学児で知的障害が疑われる場合、乳幼児健診・就学前健診でその可能性を指摘されることもあるでしょう。

 

知的障害と発達障害の違い

知的障害とよく似た障害の中で、発達障害が挙げられます。

発達障害は、大きく分けると以下の3種類があります。

 

発達障害の種類 特徴
ASD(自閉スペクトラム症) 対人コミュニケーションに課題がある
特定のものごとへのこだわりが強い
抽象的な指示が理解しにくい
ADHD(注意欠如多動症) 集中力が続かない
じっとしていることが難しい
衝動的な行動をする
忘れ物やなくし物が多い
LD(学習障害) 読み書きや計算など特定の学習において困難がある
文字が歪んで見える
四捨五入などの概念の理解が難しい

 

知的障害と発達障害はそれぞれ異なる障害ですが、大きな括りでは同じ「神経発達症群(神経発達障害群)」に含まれています。

神経発達症群は、しばしば特性や障害が併存することもありますよ。

たとえばASD(自閉スペクトラム症)の人が知的障害を持っていたり、双極性障害や不安症なども併せ持つことがあります。

しかし、知的障害の特性に注目されるがゆえ、発達障害と併存していることに気づかれないケースもあるのです。

 

それでは、知的障害と発達障害が具体的にどのように異なるのか見ていきましょう。

 

発症年齢が違う

知的障害と発達障害は、発症年齢が違います。

知的障害は、発達期(18歳)までに発症することが診断基準になっており、未就学児では気づかれにくいのが特徴です。

しかし、発達障害の場合未就学児の時点で特性が発現することがあります。

 

発症の原因が違う

知的障害と発達障害は、発症の原因が違います。

知的障害は知的発達の遅れによるものであり、発達障害は脳機能の障害もしくは発達の偏りによって起こります。

 

受けるべき支援内容が違う

知的障害と発達障害は、受けるべき支援内容が違います。

知的障害は全般的な知的能力の低さへの支援が必要である一方、発達障害は特定のスキルや機能の遅れをカバーするサポートが必要です。

 

知的障害の子を持つ家庭が相談できるサービス

知的障害のお子さまを持つご家庭には、子育てや教育について相談できる窓口や受けられるサービスがあります。

知的障害のお子さまを育てることは容易ではなく、経験のないことばかりでしょう。

課題や問題が次々に押し寄せ、親御さんのキャパシティーがパンクしてしまうこともあるかもしれません。

思いつめることなく、サポートを提供している相談窓口やサービスをおおいに活用しましょう。

 

相談できる窓口

知的障害のお子さまを持つご家庭が相談できる、専門の相談支援機関は以下の通りです。

 

・各自治体の障害福祉担当窓口(福祉科など)
・生活支援センター
・福祉事務所
・保健所・保健センター
・児童発達支援センター
・子育て支援センター
・児童相談所

 

相談窓口の名称は自治体ごとに異なりますので、詳細は各行政に問い合わせてみてくださいね。

 

活用できるサービス

知的障害のお子さまを持つご家庭が活用できる、福祉サービスは以下の通りです。

 

・療育手帳の交付
・障害者総合支援法

 

知的障害を患っているのが学齢期のお子さまである場合「療育手帳」を申請し、福祉サービスを受けることが推奨されています。

療育手帳とは、特別支援教育などのサービスを使えるようにするための手帳

各自治体に申し込み、判定期間を経て交付されます。

知的障害の程度や種類によっては、在宅サービスや施設を探しているご家庭もあるでしょう。

障害者総合支援法という公費負担医療を提供する法律にのっとって、日中の通い先やホームヘルパーなどを探すこともできます。

 

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BRIDGEは、千葉市内に事業所を展開し特別支援教育を提供しています。

知的障害・発達障害をもつお子さまが学校生活や社会生活に適応し、自立できるよう最適なサポート。

BRIDGEでは、お子さま一人ひとりの教育的ニーズやアプローチを把握し、丁寧に向き合ってお子さまの可能性を伸ばします。

知的障害をもつお子さまを育てながら不安を抱えている保護者の方は、ぜひBRIDGEでお子さまの“生きる力”を育ててあげませんか?

BRIDGEは、小学生のお子さまを対象にした放課後等デイサービスも提供しています。

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私たちの武器は、多方面からお子さまの障害を受け止め未来につなげていく「専門性」です。

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知的障害の子を持つ家庭が選択できる進路

知的障害のお子さまを持つご家庭では、小学校に入学して以降さまざまな通学スタイルや進路を選ぶことができます。

知的障害のお子さまには、それぞれの成長ペースや性格、個人差がありますので、多くの選択肢を持っておくことが大切です。

周囲やクラスメイトと比較するのではなく、お子さまに適した環境を探すことで、お子さま本人が安心して成長できるでしょう。

 

それでは、知的障害のお子さまを持つご家庭が選択できる進路を見てみましょう。

 

通常学級

通常学級は、障害のないお友だちと一緒に教育を受ける学級です。

クラスメイトの数が多いので、さまざまなタイプのお友だちと交流できることがメリットです。

通常学級では合理的配慮を求めることができる一方、実現するかどうかは学校や担任の先生によるため、サポート体制は万全ではないかもしれません。

障害のないお友だちに良い刺激を受けたり、成長したりすることが期待できます。

しかし知的障害の種類によっては、ペースが合わず負担が大きくなってしまうリスクもあるでしょう。

 

特別支援学級

特別支援学級は、上限8人とした少人数クラスです。

主に障害の種類や程度によってクラス分けされ、個々に適した形でサポートを受けることができます。

特別支援学級に在籍しているお子さまは、通常学級との「交流学級」という制度を利用することもできますよ。

交流学級では、1日のうち一部の時間は通常学級で過ごしたり、通常学級のお友だちと交流を楽しんだりします。

 

特別支援学校

特別支援学校とは、障害のあるお子さまを対象とした学校です。

特別支援学級よりもさらに人数の少ないクラスとなり、障害の種類に合わせて手厚いサポートを受けることができます。

特別支援学校の教員は、教員免許だけでなく特別支援学校の教員免許の取得が原則となっている点も、通常学級や特別支援学級とは異なるポイントですね。

 

通級(通級指導教室)

通級は、通常学級に在籍している生徒が、別の教室で学習面・生活面でのフォローを受けるためのものです。

通級が設置されている学校とそうでない学校があるため、設置されていない学校に在籍している場合には、通級の時間だけ別の学校に移動することになります。

 

まとめ

知的障害のお子さまを持つご家庭に向けて、知的障害の定義や特徴、また受けられるサポートなどについてまとめました。

知的障害のお子さまは、学習面や生活面で課題が多かったり、親御さんの心配事が尽きなかったりするかもしれません。

しかし、知的障害のお子さまがのびのびと健全に学べる場所が、各自治体で提供されています。

適切なサポートを受け、これから生きていく社会に適応するよう、前向きで充実した人生になるよう、親御さんと行政とで最大限の支援をしていきましょう。

弊社BRIDGEでは、知的障害をもつ小学生のお子さま向けのサービスを提供しています。

未就学児の療育サービスや、小学生以上を対象にした放課後等デイサービスなど、お子さま一人ひとりに合わせた特別支援教育をご用意しています。

親御さんだけがご負担を抱えることなく、BRIDGEの指導員やお子さまとともに、明るい未来に向けて楽しい時間を共有しましょう!

 

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株式会社ダンデライオンでは、子どもたちの可能性を広げる架け橋となることを目指した療育施設「BRIDGE(ブリッジ)」を千葉県内で9施設展開しています。

「子どもたちへの可能性を導く架け橋となる」を理念に掲げ、子どもたち一人ひとりの可能性を引き出すために、家族や社会とのつながりを大切にしています。

言語聴覚士、臨床心理士、公認心理師、作業療法士、理学療法士、保育士など多様な資格を持つ指導員が全国の特別支援学校や療育施設で実践されている療育技法「太田ステージ」に基づいた指導を行っています。

教室までお越し頂ければ、子どもたち一人ひとりに合わせたプログラムや療育の様子をご覧いただけます。BRIDGEへ、ぜひ1度ご見学にいらしてください!

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監修者:澳塩 渚(おくしお なぎさ)

澳塩 渚(おくしお なぎさ) 臨床心理士/公認心理師

所属:BRIDGE7 管理者
経歴:大学在学中より適応教室にて不登校児童の学習支援を行う。発達に偏りのある児童の家庭教師経験を経て、放課後等デイサービスや児童発達支援事業所にて学習支援・ソーシャルスキルトレーニングを担当。
著書「 子どものつまずきからわかる 算数の教え方」「作文と発表が苦手な子への教え方と教材」

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